小腹がすいた午後3時過ぎに、パンを買いに歩いていると杖をついた小柄な女性を見た。

その顔には見覚えがあった。昔にご主人とお二人で居酒屋をされていた女性だった。御主人は数年前から認知症にかかり現在は施設にいらっしゃるということだった。当の本人も階段から落下し、足を骨折されてから杖がないと歩けないという話だった。

asaaa幸いなことにベンチがあったので、そこに腰をおろしてお話をうかがったのだ。なんか出来る事があったら言うてなーと私が告げると、娘がおるから色々とやってもらっているんや・・・と言っていた。

時の流れは若さや時間や、可能性、ある意味残酷ではあるが、いろんなものを奪っていくのかもしれない。
認知症の御主人がが施設に入ってくれてやれやれ、これからひとりの時間を・・・と思っていたら、こんなんなってもた・・・と杖の柄を握りしめて彼女は溜め息まじりにつぶやいたのだ。

健康寿命と平均寿命というのがある。平均寿命とは生まれてから死ぬまでのの期間のことをいう。

一方の健康寿命というのは、介護や介助を必要とせずに生きていける期間のことを言います。

健康上の問題がない状態で日常生活が送れる期間の事です。

日本は世界一の長寿国になっていますが、少子化の問題と高齢化の問題、年金、福祉、医療保険などなど問題は山積みされているといろんな学者やテレビに出て来るエライ人たちが異口同音に言っている。

大臣の女性が「 うちわ 」の問題やら小渕さんの問題などがテレビニュースで報道されているが・・・・

因みに、男性の平均寿命は79.55歳です。
そして、男性の健康寿命は70.42歳です。
男性は人生の後半に9年間もの間、健康上の問題を抱えて生きていくということです。

一方、女性はというと・・・
女性の平均寿命は86.3歳です。
女性の健康寿命は73.62歳です。

genki自立度の低下や、寝たきり、つまり要支援・要介護状態は健康寿命の最大の敵だと言われている。

そしてその要因の第1位は 「 運動器の障害 」 だというのをご存知?

運動器の障害23%
脳血管障害 22%
認知症   15%
衰弱    14%
その他   26%

これが要支援・要介護になった原因なのです。

運動器の障害のことを最近では、運動器症候群といいます。
あちゃらの言葉でいうと、ロコモティブシンドロームといいます。

人間の体は生まれてから死ぬまで神経に支配されています。

まず、脳から命令が出て、それは神経を通って行きます。神経は背骨の中を通る、それが筋肉につながって、筋肉が収縮することによって関節が動くのです。

そして様々な関節がずれないように靭帯(じんたい)でサポートされているのですね。

即ち、運動器とは6つあります。

①脳
②神経
③背骨
④筋肉
⑤関節
⑥靭帯

以上6つのことを総称で「 運動器 」と呼ぶのですね。

この6つのうちのどれかひとつでも異常になれば、介助や介護が必要なロコモティブシンドロームに近づいているのです。

ロコモティブシンドロームの予防ができるのは、カイロプラクティックが最適だというのはこういう意味からです。

トータルでカバー&予防ができるからですね。
長いブログ、読んでいただき感謝いたします。

健康寿命を伸ばしたい方、ご相談下さいませ。

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この記事を書いた人

白井 寛クリニカルカイロしらい 院長
姫路の整体/カイロプラクティック クリニカルカイロしらい 院長として、日々、カイロプラクティック・操体法・全身のほぐしを組み合わせた独自の施術で皆様を元気にするお手伝いをしています。
 日本成人病予防協会推奨施術院
 日本成人病予防協会 健康管理士
 日本カイロプラクティック連合会正会員